ルージュの手紙

カトリーヌ・ドヌーヴ × カトリーヌ・フロ、フランスの2大女優が、人生を彩るメッセージを届けてくれる。セーヌ川が流れるパリ郊外を舞台に、血のつながらない母と娘が30年ぶりの再会を果たす。本来なら決して近づくことのない対照的な生き方をしてきた彼女たちが、互いの人生を交錯させ、やがて行き詰まった日常から心を解放してゆく——。

監督:マルタン・プロヴォ


母と娘のやりとりの中にも、思いやりや希望がある。年齢を重ねたからこそ変化する女同士の絆。

過去の後悔、未来の不安を考えると寂しくなったり、歓びの共感や温もりも欲しくなったり…

そんな感情が伝わってきました。

作品の中に生と死がうまく取り入れられていて、とても考えさせられる作品。わたし自身、背中を押された気がします。